なぜネク変を併用するのか
単色デッキでのスキル貯めを早くする以外にも、以下のようなメリットがあります。
- ネクストが連鎖の最後に降ってくる=高い連鎖倍率で消せる
連鎖の後半は連鎖倍率が上昇しているため、連鎖数が高くなるほど高い倍率になります。とくべつルールのスキルであれば、同時に連鎖係数にも補正がかかるので更に高い倍率が見込めます。 - 一度にたくさん降ってくる=分離が作りやすい
分離数が2、3…と増えれば倍率も2倍、3倍…となるぷよクエのダメージ計算式において、意図的に分離を作り出すことができるのは大きな強みです。
具体例
以下の状態を考えます。
- とくべつルール1の盤面5
- ネクスト変換(青)
- 連鎖係数7倍
- 同時消し係数1倍
- 最大5個なぞり
通常なぞりの場合
青の倍率は以下の通り。
連鎖 | 分離数 | 同時消し数 | 倍率 |
---|---|---|---|
1連鎖目 | 1分離 | 3個 | 1.00倍 |
14連鎖目 | 1分離 | 3個 | 22.00倍 |
15連鎖目 | 1分離 | 7個 | 37.44倍 |
合計60.44倍になります。
特殊なぞりの場合
変な消え方をするのでちょっと詳しく記載します。
青の倍率は以下の通り。
連鎖 | 分離数 | 同時消し数 | 倍率 |
---|---|---|---|
7連鎖目 | 1分離 | 3個 | 12.20倍 |
8連鎖目 | 3分離 | 11個 | 89.76倍 |
合計101.96倍になります。
通常なぞり(60.44倍)より高い倍率になりました。
注意点
ネクストはその性質上、見えない部分にもぷよがあるため、その見えない部分のぷよの色によって倍率が変動することがあります。見えない部分はプラスにもマイナスにも作用する不確定要素であるため、以降の考察では「ネクストで見えているぷよのみが降ってくる」ことを想定しています。
倍率が変化する例
8連鎖目のみに注目。
パターン | 分離数 | 同時消し数 | 倍率 | 原因 |
---|---|---|---|---|
そのまま | 3分離 | 11個 | 89.76倍 | – |
下がる | 2分離 | 12個 | 63.92倍 | 分離数が減る |
上がる | 3分離 | 16個 | 120.36倍 | 同時消し数が増える |
他にも倍率が上がるパターンとして、以下のようなものがあります。
- 分離数が増える
- 落ちコンが続き、高い連鎖数で当該色が消える
まとめ
- ネク変には倍率が上昇しやすい要素が詰まっている。
- 特殊なぞりをするとネク変部分の倍率がより高まる。
- ただし、落ちコンの不確定要素を含むので、必ずしも倍率が上昇するわけではない。